看護師として働く人は向上心の高い傾向にあり、役立つ資格を見極めてどんどんキャリアアップしていくことあります。しかし、各分野で役立つ資格は多少なり異なるのが特徴です。まず、小児科では年齢を考慮したケアが大事になってくるため、心理学分野のスキルがあると重宝されるでしょう。そのため、子どものメンタルにアプローチできる臨床心理士の資格を目標にしてみるのも一つです。
精神科においても、心理学分野の資格があると役立ちます。心理学分野の資格の中でも国家資格の公認心理師は、心理学の専門的知識やスキルで保健医療や教育現場で活躍することが可能です。そのほか、精神科では認知症患者を多くケアするので、認知症ケア専門士を目指すのも良いでしょう。
救急現場で働く看護師は、素早い判断力や行動力が求められます。そこでBLSプロバイダーやACLSプロバイダー、PALSプロバイダーは救急現場で働くうえで必要なスキルを磨ける資格と言えるでしょう。感染症対策が求められる現場でもあるので、医療環境管理士も仕事につながる役立つ資格となります。
また、各分野における熟練したスキルでケアの質を上げる役目を担うのが認定看護師です。認定看護師よりも資格取得が難しいのが、専門看護師でしょう。特定分野でより高水準のケアが提供できることを認められた看護師です。特定分野を極めたい看護師は、専門看護師を目指すことで日頃の仕事の質も上がってくるのではないでしょうか。